暑い夏ほどバスタイムを大切に〜夏に湯船に浸かるメリット〜
ジメジメした季節も続き、いよいよ夏本番に差し掛かろうとしていますね。
皆さんは、夏のお風呂はどのように入っていますか?中には暑い夏に湯船に浸かることで汗をかいてしまうとの理由からシャワーだけでささっと済ませてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本人は比較的諸外国に比べて「お湯に浸かる」という文化が根付いておりますが、夏になるとシャワーだけというご家庭も多く見られるようです。
今回のコラムでは、そんな暑い夏にこそ湯船に使ったほうが良いメリットをお伝えしていきたいと思います。
お風呂の歴史
世界的に見ても日本人はお風呂好きと言われており、全国に温泉や銭湯などが多く存在するだけでなく、家庭内でも生活していく中でなくてはならない重要な住宅設備となっていますよね。
本題に入る前に少しだけ、その歴史について触れておこうと思います。
火山大国である日本は、全国様々な場所に温泉が湧き出ていることもあり日本人は昔から入浴をしていたようです。
また、日本では古くから神社を参拝する前に川や海で身を清める禊も行われており、これが入浴の起源ではないかともいわれています。
538年ごろ仏教と共に広がった【公共のお風呂】
6世紀の中頃(538年とする説が有力)中国から日本へ仏教が伝えられました。
仏教の教えでは「お風呂に入ることは七病を除き、七福が得られる」という教えもあったことで、お風呂は健康良いものとして人々に理解されていましたし
参拝をする前に体を清め、汚れを落とすことは仏に仕える者の大切な仕事と説かれていたことで、入浴習慣が一般化したといわれています。
当時のお風呂は、蒸し風呂で汚れを落とし、掛け湯をするというもので、今で言うサウナのようなものでした。
町湯の誕生【町人の為のお風呂】
それまでは、大衆浴場は公共のものであり大きな寺院などに浴堂が作られ、庶民に入浴を施していましたが
中世である鎌倉時代、室町時代には町人のための「町湯」と呼ばれる初代銭湯が建てられました。
実際にはこの時代ではまだ民衆に広まったわけではなく一部の有力な貴族など、「町湯」を利用するものは少数であったと言われております。
1590年ごろ、銭湯の誕生【民衆の為のお風呂】
純粋な公衆浴場「銭湯」が登場したのは江戸時代といわれ、庶民が銭湯を楽しむようになりました。
背景としては整備が進んでいなかった河川工事を徳川家康が行ったことで作業要員となった民衆の体の汚れや疲れを癒す為に作られた
との背景もあるようである。
銭湯は流行に敏感な江戸っ子達の社交場でもあったようで、この時代には様々な銭湯文化が生まれました。
この頃から日本では、入浴という習慣が庶民の間で根づき、世界に類を見ない「お風呂好き国民」となったといえるでしょう。
のちの江戸時代の終わり後頃には、湯屋の数は600軒前後まで増えたとも記されている。
湯船に浸かるメリット5選
現代のストレス社会の中で、最近イライラすることが多くなった。体の疲れがなかなか取れない。といった悩みを抱える方も多いのではないでしょか?
ここでは、お風呂に入る(湯船に浸かる)ことの基本的なメリット5選をご紹介させていただきます。
メリットその1 -疲労回復効果-
暖かいお湯の中に入浴することで、体温が上がり血管が広がることで身体中の血液の循環が良くなり、新陳代謝が高まります。
身体のなかに溜まった老廃物や疲労物質が体外へと排出されやすくなるほか、血液によって身体の隅々まで酸素や栄養素が運ばれるため、身体がスッキリして疲れなどが和らぎます。
新陳代謝が良くなる効果は他にもあり、お肌のトラブル防止にもつながたり、冷え性の改善にもつながります。
また、身体が温まると筋肉や関節部の緊張がほぐれます。パソコン作業などによって肩や腰の痛みに悩んでいる方も多くいらっしゃる他、
スマホ社会になったことで首が凝るかたも多くいらっしゃるようでしょうが、これらの痛みは筋肉が緊張しておこるため入浴によって改善する可能性が高いと言えます。
メリットその2 -リラックス効果-
入浴すると副交感神経の働きが優位になります。副交感神経の働きが優位になるとリラックス効果を感じやすく、凝り固まった心身が解けていくため、気持ちが楽になるでしょう。
プールなどの水中に入ると体が軽くなるように水中での浮力作用もあり体重は約9分の1程度になります。
普段体重を支えている筋肉や関節は、その役割から開放され 緊張からくる脳への刺激が減少します。
合わせて、良い香りの入浴剤やアロマオイルなどを浴槽に入れることで、自律神経の調整にも役立ちよりリラックスすることができます。
メリットその3 -免疫力低下を防ぐ-
お風呂から出る水蒸気、お風呂に入ることでお風呂から出た水蒸気を喉や鼻から吸い込むことで潤いを与えて乾燥を防ぎます。
風邪をはじめとしたウイルスは乾燥すると繁殖力を増すことから、湿り気を与えることで、免疫力の低下を防ぎます。
メリットその4 -寝つきが良くなる-
人間の身体は、体温が下がることで眠気を感じるようにできています。だいたい眠る2時間くらい前にお風呂に入ることで、一時的に体温が上がり、
布団に入るころにちょうどよく体温が下がってくるので、寝つきが良くなるとされています。
メリットの2でもお伝えした通り、リラックス効果もあることで寝る前のコンディションとしてはぴったりの状態。
身体の緊張がほぐれることで一日の疲れが表面化し、ぐっすり眠れるようになります。
メリットその5 -体の汚れが落ちる-
先ほどメリット1でお伝えしたように新陳代謝が良くなり、体の老廃物が外に出ることもそうですが
体が温まり、毛穴が開くことによって汚れや皮脂を流れ出してくれる効果もあります。
湯船に浸かって毛穴が開いてから体を洗うとより良いことでしょう。
スタッフ、お勧めのお風呂の順番
※逆にお風呂に関して注意する点もいくつかあります。
・42度以上の高温のお風呂に入ることで、血栓ができやすくなるなどヒートショックを起こしてしまう危険性もあります。
・10分〜15分以上の長時間入浴することで肌の乾燥を誘発する可能性もあります。
・ダイエットで汗をかくことを目的とした入浴も危険です。
暑い夏にこそ湯船に浸かる理由
それでは本題の暑い夏に湯船に浸かるメリットをご紹介いたします。
上記の湯船に浸かるメリットでもお伝え致しましたが、基本的には湯船に浸かることで体の疲れであったり老廃物などの汚れも
落としてくれます。暑い夏には体の疲れや、汗などの汚れが溜まりやすいので夏にこそ湯船に浸かることをお勧めします。
他にも夏特有のメリットも存在します。
冷房による冷えを解消してくれる
夏には冷房がかかっていることも多く、特に屋内で仕事をされている方などは1日中冷房の効いた部屋で過ごしていることになり
体が冷え切ってしまっていることも多くあります。特に内臓まで冷えてしまうため臓器の働きが鈍くなり、胃もたれや消化不良、下痢、便秘などにつながったりすることもあり
湯船に浸かることで、体を芯から温めてくれて血流を良くしてくれます。
紫外線で傷ついた肌のケア
紫外線を含む日光を浴びると皮膚の中にあるメラノサイトが増え、シミの原因になります。
また、肌の角層が厚くなって張りや弾力が失われ、たるみやシワの原因になります。さらに汗で肌がアルカリ性側に傾くため、肌荒れやニキビの引き金にもなるのです。
湯船に入浴することによって血行の改善を促し、古くなった皮膚細胞を垢にして排出し、新しい細胞に置き換わるなどの肌の再生を促してくれます。
さらに血行が良くなることで、傷んだコラーゲンの再生にも有効だとも言われております。
もちろん、日焼けでヒリヒリする火傷のような状態での入浴や、長すぎる入浴時間は肌の乾燥にもつながりますので
バランスを見て入浴することがお勧めです。
また、お風呂上がりのクリームなどでの保湿ケアも忘れないようにしましょう。
ワンポイントアドバイス
夏はもう少しぬるめのお湯につかりたいと思う人も少なくないかもしれません。
そういう場合は、決して無理はせず体温よりやや高めの38℃前後のぬるま湯にゆっくり20分程度つかると良いでしょう。
じわじわと時間をかけて体温を温めることができます。
お風呂をもっと楽しくするアイテム
オススメアイテム、1:音楽
お風呂のリラックスタイムをより楽しむためにオススメなのは音楽です。
Bluetoothの防水スピーカーを設置するのもありですし、スマホをそのまま防水カバーに入れて
お風呂に持ち込むのもありです。
オススメアイテム、2:匂い
上記でも少しお話ししましたが、入浴剤やアロマオイルを活用するのもオススメです。
アロマキャンドルなどを使い、電気を消すことで幻想的な雰囲気を楽しむこともできますし
柚子風呂やバラ風呂など、目と匂いで楽しむことも良いですよね。
何より、自分の好きな香りはリラックス効果をより高めてくれます。
入浴剤でリスのおすすめは「JUSO BATH POWDER」
シャワーで落ちにくい汚れも重曹の効果ですべすべお肌になれちゃうんです!
パッケージもとってもキュート♡
どの入浴剤を入れようか迷っちゃいますよね。
このJUSO BATH POWDERは普通の入浴剤とは一味効果が違うんです。
なぜなら…
お掃除で大活躍の重曹で毛穴汚れをごっそりバイバイ!赤ちゃんのようなちゅるん肌との再会です。
さらにエプソムソルトも配合!
身体の芯から温める効果があるので、お風呂でいい汗かけますよ。
代謝がよくなって丈夫な身体を作ってくれます。水分補給を忘れずに!
JUSOBATH POWDERが気になる方は詳細をチェックしてみてくださいね。
オススメアイテム、3:読書
湯船にテーブルやバスタブトレーを設置すれば、湯船に浸かりながら読書することもできます。
お気に入りの小説を毎日少しずつ読むのもいいと思いますし、好きな雑誌を楽しむのもよし
お風呂にお気に入りグッズを持ち込んで楽しんじゃいましょう。
オススメアイテム、4:ボディケアグッズ
エイジングエステローラーやヘッドスパなどのヘッドケアグッズなどで体をメンテナンスするのもオススメ。
遠赤外線のエイジングエステローラーを使えば肌を温め血行を促進する効果があるので、肌のターンオーバーを促進させる効果や、
くすみを改善させる効果が期待できます。
オススメアイテム、5:気分が上がるバスグッズ
上記4つでは実質的に効果が高いアイテムをご紹介してきましたが、5についてはなんでも良いです。
とにかくお気に入りのバスグッズをお風呂で使うことで気分が上がり毎日のお風呂が楽しくなります。
私がお勧めするのは「フランクタイム -franktime- 」
アクリル浴用グッズで、透き通るような透明感がおしゃれな雰囲気をか持ち出してくれてリラックスタイムを楽しめます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はお風呂にまつわるコラムとしてお風呂の歴史から湯船に浸かる基本的な効果と特に夏に湯船に入るメリット
さらにお風呂を楽しくするアイテムをご紹介いたしました。
ぜひ気になったアイテムがある際には試してみてください。
バスグッズ以外にも、リス公式オンラインショップでは多数の日用品グッズを取り扱っております。
お気に入りのアイテムを探してみてくださいね。