収納がうまくいかないのは片付けの方法にあった?片付けられない悩みを解決!
「お部屋をきれいに使いたいけれど、うまく片付けられない!」と悩みを感じたことがある方はいらっしゃいませんか?
モノが散乱している状態にイライラしてしまうものの、どうやったらこの状態から抜け出せるのか途方に暮れている人もいるでしょう。
一言に”片付けられない”といってもその理由はさまざま。それぞれに適切な対処法を身に付けることが、快適にお部屋を使うことの第一歩となります。
今回のコラムでは、片付けられない理由を取り上げつつ、理由に応じたおすすめの片付け対処法をご紹介していきます。
片付けられない理由1:定位置が決まっていない
片付けがうまくできないと感じている方に見られる1番の特徴は、モノの定位置を決めていないことです。
収納スペースに対して多少モノの量が多かったとしても、それぞれの置き場所がきちんと決められていて、使った後に定位置に戻すことができれば、それだけできちんと片付けになるのです。
定位置が決まってないと散乱しやすいだけでなく、モノが迷子になりがちです。うまく片付けられない人は「あれはどこにしまったかな…?」という場面が多いのではないでしょうか。
また「ペンが見当たらないから買ってきたけど、引き出しの奥にあった!」なんてことも経験がある人は多いのでは?これはモノの定位置が決まっていないから、なにがどこにあるのかを自分の中で把握しきれていないから発生することです。
モノの定位置を決めることは、片付けのスキルを身に付けるうえで、基本中の基本と思ってください。
対処法:モノの住所を決める
定位置が決まっていない人は、まずモノの定位置、つまりは「モノの住所」を決めるようにしましょう。
住所と表現しているのは、単に”この辺り”とするのではなく、”テーブルの上のボックスの中”、”収納ケースのこの位置”と、正確に場所を決めてもらいたいからです。
”この辺り”と決めているくらいでは、結局、”この辺り”と決めた場所に色々なモノを散乱させてしまいます。必ず、モノの住所を決めるようにしましょう。
モノの住所を決める際には、以下3つのことを意識してみましょう。
- 使用場所と収納場所の距離を近づける
- 使用頻度が高いものほど出し入れしやすくする
- 種類ごとのモノの量を把握する
片付けられない理由2:定位置に戻す習慣がない
片付けられない人の中には、「定位置はきちんと決めています!」という人もいるでしょう。そんな人たちによく見られるのは、戻す習慣が身に付いていないことです。
元の場所に戻す習慣が身に付いていない原因には以下のことが挙げられます。対処法と併せてご紹介していきます
モノの量が定位置の収納容量を超えている
定位置に収納できる容量に対して収納しようとしているモノの量が多すぎる場合、余分なモノたちが散らかりの原因となってしまいます。
このようなケースの代表例として多いのは、もしものためにと大量のストックを備えているタイプ。
万が一に備えることももちろん重要ですが、ストックの量と収納スペースのバランスは気を付けるようにしましょう。
収納スペースも有限であることを念頭に置き、数年レベルで滞留しているようなストック品は少し数を減らしてみるといいかもしれません。
使用頻度が高いモノと低いモノが混在している
使用頻度が異なるモノが混在してしまっていると、たまにしか使わないモノが頻繁に使うモノの出し入れを邪魔するようになります。
対処法は、それぞれの使用頻度が同じものをグループ分けして収納すること。
毎日使用するようなリモコン、ペンやハサミなどはテーブルのトレーに、
週末にしか使わないお掃除シートや掃除機などはクローゼット、
必要な時にしか出さないティッシュのストックや買い置きしている調味料などは床下収納に…
といったように、使用頻度の高いモノは身近なところへ、低いものは導線の邪魔にならないところへしまっておくと出し入れがスムーズなだけでなく、お部屋も広く有効的に使うことができます。
使用場所と収納場所が離れている
単純なことですが使用場所と収納場所が離れていると、だんだん元の場所に戻すことが面倒に感じてくるのが人間です。
また余分な動きを増やしてしまうので、時間そのものを無駄にしてしまいます。
なるべく、使う場所の近くに収納場所を用意するように心掛けてみましょう。
例えばリビングで必要なものは、くつろいでいる時に自分の手の届く範囲に、トイレの掃除用具はトイレの中に、自分の行動の範囲を意識して収納場所を用意してみるようにしましょう。
まとめ
収納がうまくできないとお悩みの方に向けて、片付けの方法に見られる問題と、その問題を解消するための対処法に関して、ご紹介してきましたがいかがでしたか?
悩みを感じながらの生活では、収納がうまくできないことに対してストレスが生じてしまうことはもちろん、それによって散らかってしまう部屋に対してのストレスも生じてしまうことと思います。
今回ご紹介した方法は、ストレスを感じることなく取り組めるものばかりとなっているので、もし自分の片付けの方法が問題として当てはまっている人は、ぜひ対処法を実践してもらえればと思います。
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